- 2026年6月24日
胃カメラ当日の流れとは?来院から帰宅までを分かりやすく解説
胃カメラを受けることになったとき、「痛いのではないか」「苦しくないか」「終わったらすぐに帰れるのか」と不安を感じる方もいます。検査の名前は知っていても、当日にどのような流れで進むのかはイメージしにくいものです。
胃カメラは、食道、胃、十二指腸の中を内視鏡で直接観察する検査です。胃痛、胸やけ、吐き気、胃もたれ、黒い便、貧血などの原因を調べるために行います。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、胃がんなど、症状の背景にある病気を見つけるきっかけにもなります。
胃カメラ当日の流れ
当日は、一般的に次のような流れで進みます。
・来院前に食事制限と服薬の指示を確認する
・受付後に問診で体調や薬の内容を確認する
・胃の中を見やすくする薬や麻酔で準備する
・内視鏡で食道、胃、十二指腸を観察する
・検査後に結果と帰宅後の注意点を確認する
流れを事前に知っておくと、当日の不安を減らすことができ、落ち着いて検査を受けやすくなります。
来院前の確認事項
検査では、胃の中をきれいに見える状態にしておく必要があります。胃の中に食べ物が残っていると粘膜を十分に確認できず、病変が見つけにくくなる原因になります。
来院前には、次の点を確認しておきます。
・前日の食事は何時までに済ませるか
・当日の朝食を控える必要があるか
・水やお茶を飲んでよい時間はいつまでか
・普段飲んでいる薬を当日も飲むか
・鎮静剤を使う場合の帰宅方法をどうするか
特に薬を飲んでいる方は、自己判断で中止しないことが大切です。糖尿病の薬、血液を固まりにくくする薬、血圧の薬、心臓や脳の病気に関する薬は、検査前の扱いが人によって異なります。
受付後に行うこと
医療機関に着いたら、まず受付を済ませます。その後、問診票の記入や本人確認を行います。問診では、検査を安全に行うために必要な情報を確認します。
主に確認される内容は、次のとおりです。
・最後に食事をした時間
・当日の体調や気になる症状
・服用中の薬やアレルギーの有無
・心臓病、糖尿病、喘息などの持病
・鎮静剤を希望するか
体調によっては、その日の検査を延期することがあります。発熱、強い腹痛、息苦しさ、血圧の異常がある場合は、安全を優先して医師が判断します。
検査前の準備
問診が終わると、検査前の準備に進みます。胃の中を見やすくし、検査中の不快感を減らすための処置を行います。
一般的な準備は、次のとおりです。
・胃の中の泡を減らす薬を飲む
・口から入れる場合は、のどに麻酔をする
・鎮静剤を使う場合は、点滴を準備する
のどの麻酔をすると、しびれたような感覚になります。
検査中の流れ
検査室では、検査台の上で左側を下にして横になります。口から入れる場合は、マウスピースをくわえます。これは、内視鏡を歯で噛まないようにするためです。
検査中は、次のような流れで進みます。
・内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸を観察する
・空気を入れ、胃の中を見やすくする
・気になる部分があれば詳しく確認し、必要に応じて組織を採取する
検査中は、肩や首の力を抜いて、ゆっくり呼吸します。唾液がたまっても、無理に飲み込む必要はありません。口元から自然に出して大丈夫です。
検査後の過ごし方
検査が終わったあとは、体調を確認してから結果説明に進みます。鎮静剤を使った場合は、すぐには帰宅せず、休憩室でしばらく休みます。
検査後に注意することは、次のとおりです。
・鎮静剤を使った日は運転しない
・のどの麻酔が切れてから飲食する
・食事は消化のよいものから始める
・生検後は飲酒や激しい運動を控える
鎮静剤を使うと、眠気やふらつきが残ることがあります。そのため、車、バイク、自転車の運転はできません。帰宅には公共交通機関を使うか、家族や付き添いの方に迎えを頼みます。
結果説明と帰宅後の注意点
検査後は、後日、医師から結果の説明を受けます。画像を見ながら、食道、胃、十二指腸に異常がないかを確認します。胃炎、潰瘍、ポリープ、逆流性食道炎などが見つかった場合は、今後の治療や生活上の注意について説明があります。
帰宅後に次の症状がある場合は、検査を受けた医療機関へ連絡します。
・強い腹痛
・吐血や黒い便
・発熱
・めまい、ふらつき、息苦しさ
生検を行った場合、結果が出るまでに日数がかかることがあります。その場合は、後日あらためて説明を受けます。ピロリ菌が疑われる場合は、追加検査や除菌治療について案内されることもあります。
当日の流れを事前に知っておくと、検査への不安を減らしやすくなります。来院前の準備から帰宅後の注意点まで流れを知っておくことで、不安を減らし、当日も落ち着いて行動しやすくなります。不安が強い方は、鎮静剤の使用や鼻からの胃カメラについて、事前に医療機関へ相談しておくと安心です。
川崎溝の口こぐれ大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック
当院は女性医師が院長の内視鏡・消化器内科クリニックです。治療が不安な方にも、丁寧に説明を行い、安心して治療できる環境を備えています。消化器内科専門の男性医師も在籍しており、男性・女性問わず受診しやすい体制を整えています。
当院では、内視鏡機器と鎮静剤を用いて楽に受けられる内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査を行っています。胃・大腸の不調の原因や、がんの早期発見・早期治療ができ、日帰り大腸ポリープ切除や内視鏡を専門とする多数の医療機関と連携して治療を行っています。溝の口駅から徒歩5分です。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。