- 2026年6月8日
- 2026年5月31日
健診で「慢性胃炎」「粘膜粗造といわれた」方へ、溝の口の女性医師が痛みに配慮した胃カメラで原因を解明
こんにちは、川崎溝の口こぐれ大腸胃食道の内視鏡 消化器内科クリニックです。
毎年受けている健康診断のバリウム検査の結果報告書で、「慢性胃炎」や「粘膜粗造といわれた」という経験はありませんか。「胃炎くらいなら、誰にでもあるものだろう」「特に胃がキリキリ痛いわけでもないし、市販の胃薬を飲んでおけばそのうち治るはずだ」と軽く考えて、要精密検査の案内をそのまま放置してしまう方が非常に多いのが現状です。しかし、実はその「ただの胃炎だろう」という楽観的な自己判断は、将来の命に関わる大変危険な行為なのです。
この記事では、消化器内科専門医監修のもと、慢性胃炎と粘膜粗造という所見の裏に深く静かに隠されている「ピロリ菌」の恐ろしい脅威と、それがもたらす将来的な胃がんリスクについて、最新の医学的知見を交えて詳しく解説いたします。この記事を最後まで読んでいただくことで、絶対に放置してはいけない危険な胃炎の見分け方と、胃がんを未然に防ぐための根本的で効果的な治療法が明確に分かります。健診で「慢性胃炎」や「粘膜粗造」と指摘され、そのまま放置してしまっている方はぜひ最後まで読んでみてください。
「粘膜粗造といわれた」ら要注意、それは胃がん発生の重大なサインかもしれません(消化器内科専門医監修)
バリウム検査の結果用紙で度々目にする「粘膜粗造(ねんまくそぞう)」という難しい言葉。これは、本来であれば赤ちゃんの肌のようになめらかでツルツル、ピカピカしているはずの胃の粘膜が、長引く強い炎症によってすっかり荒れ果て、ザラザラ、デコボコとした砂地のような状態になっていることを示す非常に重要な所見です。当院「川崎溝の口こぐれ大腸胃食道の内視鏡 消化器内科クリニック」で日々の診療にあたる中で、「胃の痛みも胃もたれも全くないし、毎日ご飯も美味しく食べられているから自分は健康だと思っていたのに、いきなり粘膜粗造といわれた」と大変驚かれ、困惑される患者様に専門医である私はよくお会いします。
実は、胃の粘膜というのは「沈黙の臓器」の一部とも言えるほど非常に我慢強い性質を持っており、かなり荒れた状態(医学的には慢性胃炎や萎縮性胃炎と呼ばれる状態)にまで深く進行していても、明確な痛みや不快感といった自覚症状が出ないことがほとんどなのです。この「萎縮性胃炎」という状態は、医学界では別名「胃がんの発生母地(胃がんが生まれ育つ土壌)」とも呼ばれており、健康なツルツルの胃を持っている人に比べて、胃がんを新しく発生するリスクが数十倍にも跳ね上がることが数々の研究データで証明されています。
特に、市の胃がん検診が4月下旬より50歳以上へ案内されるような年代になると、数十年にわたる長年の慢性的な炎症の蓄積により、この粘膜の萎縮が胃全体に広く深く進行しているケースが非常に多く見られます。自覚症状が全くないからといって決して放置せず、手遅れになる前に溝の口の当院で消化器内科専門医監修の胃カメラを受け、ご自身の現在の胃粘膜がどれくらい荒れているのか、その正確な状態を直視して把握することが、大切な命を守るための第一歩となります。
慢性胃炎と粘膜粗造を引き起こす最大の原因は「ピロリ菌」の感染です
では、一体なぜ胃の粘膜がそこまでひどく粗造になり、萎縮を伴う慢性胃炎へと進行してしまうのでしょうか。日々の仕事のストレスや、アルコールの過剰摂取、暴飲暴食なども胃を荒らす要因の一つではありますが、そうした生活習慣とは比較にならないほど圧倒的に多く、かつ最大の原因となっているのが「ヘリコバクター・ピロリ(通称:ピロリ菌)」の感染です。
ピロリ菌は、主に井戸水などを飲んでいた衛生環境が十分に整っていなかった時代の幼少期(免疫力が弱い時期)に口から入り込んで経口感染し、強酸性であるはずの胃の中を特殊な酵素で中和しながら棲みつきます。そして、数十年にわたり毒素を出し続け、胃粘膜に慢性的な炎症(火事のような状態)を引き起こし続けるのです。健康診断のバリウム検査などで「慢性胃炎」「粘膜粗造」と指摘された場合、生活習慣の乱れを疑う前に、まずは高い確率でこのピロリ菌に感染していると疑うべきです。
ピロリ菌が現在進行形で胃の中にいるかどうかは、胃カメラ検査の際に胃の組織をほんの数ミリだけ採取して特殊な薬液につけて調べる「迅速ウレアーゼ試験」や、吐く息を集める「呼気検査」、あるいは血液や便を用いた検査で簡単に調べることができます。溝の口の当院では、女性医師をはじめとする専門知識を持ったスタッフが、胃カメラ検査と同時にピロリ菌の有無を調べる検査を迅速かつ正確に行う体制を完璧に整えております。
溝の口の女性医師と二人三脚で確実に行うピロリ菌除菌(消化器内科専門医監修)
もし当院での胃カメラの検査結果において、ピロリ菌の感染が明確に判明した場合は、胃がんリスクを下げるためにできるだけ早く「除菌治療」を行うことが強く推奨されます。除菌治療自体は手術や入院を伴うようなものではなく非常にシンプルで、2種類の抗菌薬(抗生物質)と1種類の強力な胃酸分泌抑制薬が一つにセットになったお薬を、朝と夕の1日2回、7日間連続で欠かさず内服していただくだけです。
医師の指示通りに忘れずに正しくお薬を飲んでいただければ、約8割から9割という非常に高い確率で、一回目の治療(一次除菌)で完全にピロリ菌を退治することに成功します。除菌に成功すれば、胃粘膜で燃え広がっていた炎症の火事が鎮火し、それ以上胃粘膜の萎縮が進行するのを食い止めることができ、将来の胃がん発生リスクを大幅に低下させることが可能になります。
当院では、消化器内科専門医監修のもと、お薬の飲み忘れを防ぐための丁寧な服薬指導や、万が一お薬の副作用が出た際の迅速なサポートとアドバイスを行っています。特に女性の患者様の中には、抗生物質を1週間も飲み続けることによる副作用への不安や、腸内環境の変化を強く懸念される方もいらっしゃいますが、溝の口の当院の女性医師が親身になって相談に乗り、不安を取り除きながら最後までしっかりと除菌成功へと導くサポートをいたしますので、どうぞご安心ください。
除菌が成功した後も、年に一度の定期的な胃カメラ検査は絶対に必須です
ここで一つ、皆様に絶対に忘れてはいけない非常に重要なポイントをお伝えいたします。それは、「ピロリ菌を除菌して退治したからといって、胃がんになるリスクが完全にゼロになるわけではない」という厳しい現実です。長年のピロリ菌感染によって一度深く「粘膜粗造」や「萎縮」を起こしてしまった胃の粘膜は、除菌に成功して菌がいなくなったからといって、すぐに10代の頃のような完全に元の若々しいツルツルの状態に戻るわけではありません。
大火事が無事に消し止められた後の焼け跡から、数年経ってから再び隠れていた火種がくすぶり始めることがあるように、萎縮してダメージを受けた粘膜の細胞から、ある日突然胃がんが発生するリスクは一生涯残り続けるのです。そのため、ピロリ菌除菌後であっても、「もう菌はいないから安心だ」と勝手に検査をやめてしまうのではなく、年に1回は必ず消化器内科専門医監修の精度の高い胃カメラ検査を受け、早期発見に努めることが、真の意味で命を守る鍵となります。溝の口の当院では、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査と、女性医師によるきめ細やかなフォローアップで、皆様の「除菌後の定期検診」を長きにわたりしっかりとサポートいたします。
まとめ
本記事では、健診で「慢性胃炎」や「粘膜粗造といわれた」場合の隠された危険性と、胃がんの最大の原因であるピロリ菌との深い関係について詳しく解説いたしました。自覚症状がないからと安易に放置せず、胃がんリスクを下げるために胃カメラで胃の中の荒れ具合を正確に把握し、必要であればピロリ菌の除菌治療を速やかに行いましょう。そして除菌後も定期的な検査を継続することが重要です。溝の口の当院では、消化器内科専門医監修による精度の高い検査と、女性医師による優しく丁寧な診療を提供しています。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、川崎溝の口こぐれ大腸胃食道の内視鏡 消化器内科クリニックにお気軽にご相談ください。